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充電装置 その3 オルタネーター(交流発電機) 

オルタネーター(交流発電機)とレギュレターの構造・機能


オルタネーターは交流発電されるのでバッテリーに充電するには整流する必要があり、高性能な半導体(ダイオード)が開発され普及しました。長所は低回転時でも充電可能で高回転に強いが、DCダイナモより構造が複雑。
ルーカスの初期ではレギュレターが外部に付いたタイプもありますが、マイナスアース方式になりだした頃からレギュレターが発電機に内蔵され16ACR・18
ACR等が代表機種です。

動作
イグニッションをONするとチャージランプ(充電警告灯)を通って弱い電気がレギュレターを経由しローターコイルに弱い磁力を発生させます。
エンジンを始動し発電機が回転すると磁力により発電が開始し、同電位によりチャージランプが消灯、その後は自らの発電を利用しローターコイルに流す電気をレギュレターでコントロールし発電量を変えます。


オルタネーター故障の多くは
ベルトのたるみによるスリップで充電不足等。
ダイオード又はレギュレター不良による充電不足等。
ブラシが消耗して充電しない。
ベアリングの油ぎれで異音・焼き付き。


ベルトのメンテナンスはDCダイナモと変わりませんが、発電能力が大きい分負荷も大きくちょっとベルトが弛むとスリップしエンジン始動直後急激にエンジン回転を上昇させた時ギャーと異音が出たりします。
内部の半導体は高温になるので発電機のファンで冷却しています、スリップすると発熱して壊れてしまいます。
特にバッテリーが悪いと故障の原因になりやすくなります。
内蔵タイプのレギュレターは半導体を使っているので調整箇所がなく故障したら交換です。

充電装置終り

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